婚約指輪と結婚指輪の違いをご存知ですか!?
本日お越しの男性。ご結婚から50年経ったけれど、結婚指輪を渡していないというご相談でした。
お話を伺うと「石が付いた指輪は渡したけれど、最近ゴルフを始めたら一緒に回る人が男性も女性も皆、石が付いていない指輪をしているから聞いてみたら、結婚指輪だと言うからびっくりして聞きに来た。」と。
つまり婚約指輪は渡したけれど、結婚指輪の存在を知らなくて渡していないという事でした。
そこで改めて婚約指輪と結婚指輪の違いについてご説明しました。
婚約指輪はよく「ビジュ・ド・ファミーユ(家族の宝石)」と言われるように、そのご家族で代々受け継いで行くものです。
ですからお嫁さんや娘さんへ「今までは私が○○家の家庭を守って来たから、今度はあなたが守ってね。」という想いを込めて、代々その家族で譲って行くものです。
そのため創業大正10年、今年で創業105年目を迎えた「佐伯で最初の宝石時計店」ニシジマとしては、創業者である祖父や二代目の父から購入した婚約指輪のリフォーム(デザインの作り変え)を、三代目である私が依頼されます。
これに対して結婚指輪は「パートナーリング」とも呼ばれ、「私にはパートナー(一生添い遂げる相手)が居ます。」という事を示す指輪です。
ですからパートナーが亡くなると、ご自分も合わせたお二人の結婚指輪を棺に入れます。「もうパートナーは居ません。」という意味です。
如何ですか?婚約指輪と結婚指輪の違いをお分かり頂けましたか?
単なる儀式的なものではなく、それぞれにちゃんとした意味があります。
ですから両方を揃える必要があります。
このように宝石の事で何かご相談があれば・・・
九州で唯一「GIA・GG(米国宝石学協会公認鑑定士)」と「NHK文化センター宝石の品質の見分け方教室講師」のW有資格者である、三代目オーナー「たかのり」まで!
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